海外トライアウト生活 タイ編2

タイに到着して2日目から僕のトライアウトは始まりました。僕の他にブラジル人やヨーロッパ人も6人ほどいました。ボール回しやシュートゲーム(小さなコートで行うことで多くのシュートが打たれるゲーム)などが練習の中心です。

タイでのプレー経験のある人たちから「ゴールを奪う」ことが合格の秘訣だと聞いていました。わかりやすい一芸に秀でていることも。自分の特徴といえば運動量を生かしたカバー範囲の広さ、球際の強さといったところでしょうか。一目でわかるようなものではないですね。

ということでシュートの意識を高くもって臨んだ僕は練習でたくさんゴールを決めることができました。結果的にこの練習でのゴール数がテストマッチでの出場時間に生きてくることになります。

数日間の練習後、ムアントンユナイテッドとのテストマッチが用意されていました。ACL(アジアで最も注目を集める大会)にも参加するチームで、日本のチームともよく対戦しているので知っている方も多いのではないでしょうか。

テストマッチには参加したのは僕を含めて3人。ブラジル人とヨーロッパ系のアタッカーです。ブラジル人はテクニックに優れていて、もう1人は屈強な体格と一目でわかるスピードがありました。数人は練習の時点で不合格だったということです。

僕らに与えられた時間はそれぞれ50分、5分、15分でした。ブラジル人選手はファーストプレーで相手に奪われてしまってすぐに交代となりました。(やはり厳しいテストですね。)試合は3ー3の引き分けで終わりました。なんとしてでも契約の欲しかった僕は必要とされていたゴールを決めることもできたのでいいアピールになったのではないかと思いました。キャリア最高?のゴールがこちらです笑。↓

Highlights : ไฮไลท์ฟุตบอลอุ่นเครื่อง : ระหว่างสโมสรเอสซีจีเมืองทองฯ 3 – 3 อุดรธานีฯ

5分55秒くらいが僕のゴールです😁

テストの結果は後日代理人から伝えられました。今すぐ契約することはできない事、(8月から契約開始)報酬は月50万円とのことでした。オファーレター(正式な書類)が出たわけでもありません。もうお分かりいただけたでしょうか?はい、不合格だったわけです。

告白された時を思い浮かべて下さい。君とは付き合えない!なんて言い方しませんよね😌「あなたはかっこよくて性格も良くてとても素敵だけれども付き合えないわ、ごめんなさい。」みたいな言い方しますよね😎こんな感じです笑。8月からならいいけど、月々いくら払う覚悟あるけど、などは完全な社交辞令ですね🙋‍♂️

タイでは、クラブの会長が予定されていた話し合いの場に来なかったり、練習開始数時間前に中止の連絡が来たりと日本では考えられないことを色々と経験することができました。やっぱり色んな人たちがいるんだと実感できたことで、気にしない(気にならない)事がふえた気がします。ちなみにタイでは約束のすっぽかしなんて日常茶飯事みたいです笑

そんなこんなで翌日から韓国へと向かいました。明日は城南ドラゴンズでのトライアウトについて話します。

apologize 謝る

synonyms pardon sorry

pardonにそんな意味があると思ってなかったです。

pardon me for being late.(遅れてきたんだから謝ってよ)

みたいに使う様です^_^

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