区別

その他

藤枝との試合は敗れましたが、プレスの意識は以前とは確実に違うと練習中から感じていますし、そんな状況の中で自分の特徴を出せるようにまた1週間やっていきたいと思います。

前線の選手たちが走ってコースを限定してくれれば後ろの選手は勝負ができます。僕はボールを奪う事に特徴のある選手ですが1対1の勝負が抜群に強いというわけではありません。なので味方に走ってもらって少しでも有利な状況に追い込んでいく事、相手をどこに誘導すればどのタイミングで守備者側から勝負をかけられるのか、は常に考えています。1人で勝負できる身体能力があればいいのですが。源なんかはだいたい相手FWに対して地上戦で優位性を持っていましたが、そんな選手が味方にいる事は極々稀ですね笑。

そうなると味方を動かす、もっと言えば味方に走ってもらう必要があります。僕や守備者がボールを奪うチャレンジができるために前線の選手に走ってもらうわけです。

ここで大切なのは、僕が走らせる訳ではなく、僕の為に走ってもらう訳でもないということです。ここは微妙な感覚ですがここが最も難しいなと感じるところです。俺のために走れ、感が出てしまえばダメですし、走ってもらって良いですか?的な事も関係性としてはおかしいですよね笑。

ここで前線が体力を使ってコースを限定して守備者がボールを奪って前線にボールを配給する、というサイクルに入ればベストです。が、その見返りを求めて走ってもらったのでは闘い方にムラが出ます。そんなに物事が上手く進み続ける訳ないですから。と言ってもそこで守備者がボールを奪えないと前線も不満は出るでしょう。

勝つチームというのはこういうサイクルが上手くまわっているように見えます。が、これは勝っているからうまく周るわけでも、うまく周るから勝てているという話でもないと思っています。

どうしたって攻撃陣と守備陣の意見は分かれるものです。僕は中盤の選手なのでそこを繋がなければいけません。それが仕事です。意見が平行線になる時だって多々あります。そんな時でも両者は繋がり続けてお互い関わり続けなければいけません。たとえどんなに小さな繋がりでも0と1は全く違います。

喧嘩はするし、時に「俺はここまでは責任持つよ。だからここまではやってくれ。」と言わなければならない時もあります。そしてそれはどんな時もやり続けなければいけない事です。負けて自分のプレーが悪かったとしても。むしろ良くない状況下でも喧嘩を続けられるチームの方が強いですね。繋がりを諦めていない訳ですから。喧嘩の内容にもよりますが笑笑。

主張することがコミュニケーションになる場合も、しない事がそうなる場合もありますし、繋がりを維持する事は繊細な作業です。結果が出ている事だけでできた繋がりは結果が出なくなった時に壊れるものです。逆に言えば結果の出ない時期には壊れにくい繋がりを作るチャンスです。シーズンは長いしそこを諦めずにできるかの勝負です。

今こうしてチームに共有認識ができて繋がりができるのを見る限り、自分の意識次第でもっと前からできたのではないかと思ったりもします。1人で奪えない事を理解してプレーし続けてきたのに、そこを諦めて1人で奪おうと考えてしまいました。どんなに優秀なストライカーでもパスが来なければ得点できないのと同じです。大迫選手や大黒選手は僕がパスが苦手だと知っても絶えず要求していました。繋がることを決して諦めない姿勢ですね。(「ここにくれ!」と何度も何度も言われて要求通り出せた事は練習含めてほんの数度だけですが笑。)目指すものがあってそれに対して挑戦し続けるからこそできるものかもしれない、と考えると今の僕はなかなか何を目指すべきなのかはっきりしていないのだろうか、と感じてしまいます。

周りと繋がる事を目指していてはそこにたどり着けないのでしょうか。

アントラーズの先輩に言われた言葉が胸に刺さります。

「お前は努力できるからそこは心配していない。ただ、周りと繋がろうとしない。それがなければお前の能力では決してプロの世界ではやっていけない。」

プロに入ってからのサッカーは僕にとっては別物となりました。どんな状況でも自分の能力で打開しようとするスタイルから、自分の優れた部分で勝負できるようチームメイトと関わる事が最も大切になりました。最初は自分にはできる、と思いたいが故に能力を上げる事ばかり考えていたので、ある意味そこを諦めろというアドバイスは厳しいようで本当にありがたいアドバイスだったと感じています。

心に強く刻んでいたはずですが、うまく行かないことでこの前提さえ無視して取り組んでしまった部分はあります。自分には個性があって、それをピッチの上で表現する為にはその特徴を出せる環境を作り出す、周りに作ってもらえるようにできるかが、上手くいく、いかないの大きな分岐点です。

さぁ残り10試合を切りました。相手に対応する中で個性を掛け合わせて打開策を探ってみんなで勝ちを分かち合う。そんな素晴らしい体験をもう一度味わう為にも頑張っていきたいと思います。

写真はファンの方に書いていただいた似顔絵の毛量と現実が同じくらいだと散々チームメイトにいじられるたので思っきり拗ねてやりました😒笑。

今日の英語

how dare you よくもそんな事ができるな

dare は 敢えてする みたいなニュアンスなのでなんとなく分かりますが、初見ではよく分からなかったです。

マルフォイは口が悪いですねー笑。作中にたくさん悪態や罵詈雑言のシーンがありますが、そこのユーモアもハリーポッターの魅力のひとつですよね😁。

back pain 腰痛 を魔法で治してくれないかな🤔

痛くて姿勢が決まらない😌

では。

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